2026年 千葉製油所見学会及び懇親会実施報告

2026年のKPI OB会事業の一環として、千葉製油所の見学会と引き続いての懇親会を以下のとおり実施いたしました。

概要

開催日時:2026年10月30日 (金)10時~15時
見学会場所:大阪国際石油精製(株)千葉製油所(以下”千葉製油所”)
懇親会会場: 五井グランドホテル レストラン「カーニバル」
参加者:26名(懇親会からの参加者を含む)

見学会 #1 製油所操業について

JR五井駅西口に午前10時に集合し、企業バス乗降場に待機した千葉製油所でご用意いただいた真っ白な社バスに乗り込み、定刻通りに千葉製油所に向かいました。アドミ棟の駐車場に到着時には総務グループの方々の出迎えを受け、講堂に案内して頂きました。初めに藤井OB会会長から今見学会の趣旨説明(下記「会長挨拶」の項参照)及び千葉製油所への謝辞を述べられた後に、天本製油所長から以下のご説明を頂きました。

  • 常圧蒸留装置の原油処理能力を 129→155.1TBDに上げて稼働中。
  • イラン戦争の影響は3月の戦争勃発時、船の動向が不明確であったが、アラブ首長国連合のMU原油はホルムズ海峡を通らないことから、影響は物理的に限定的であった。ただ、原油価格の高騰で購入のタイミングに苦慮した。
  • 国の国家備蓄原油放出に対しては、国内需要の対応が主目的の施策であり、当社は輸出型製油所であることから、備蓄原油の割り当ては無かった。
  • 改装した食堂で、部署間の垣根を越えた交流を広げる機会として、eスポーツ(TVゲーム)を開催し、エンゲージメントを上げた(エンゲージメントとは企業と従業員の対等な信頼関係、会社への愛着などを言う)また、この実施にあたり、ワーキンググループを立ち上げ、各職場から選出した従業で実施する内容を検討、その中で2種類のゲーム(スイッチのマリオカート、Wii Sportsの野球)を実施し、親睦を深めた。
  • 女性のオペレーターを2019年に採用活動を開始し、2020年4月に入社し現在7人が在席している
  • 技術センター棟(EC)の食堂の廊下(安全の小道、希望の小道)に各職場のメンバーによる安全宣言を掲示し、安全に対する意識の高揚を図っている。

見学会 #2 DX化について

千葉製油所ではDX(デジタルトランスフォーメーション)化が推進されていて、次の3点について工務グループのご担当者からご説明を頂きました。

  • Googleアースのように装置や配管図が3D(3次元)で表示でき、P&Iやアイソメ図、検査記録などと連携されたシステムが導入されている。
  • 工事着工許可をデジタル化し、工事の申請・承認の手続きが迅速化でき、計画と実績、進捗が容易に把握できるようになった。
  • 緑地にあったサッカー場及び野球場は蓄電池システムに生まれ変わっている。

見学会 #3 現場見学

アドミ講堂でのご説明の後、リニューアルされてモダンな雰囲気に生まれ変わった食堂と「安全の小道」「希望の小道」、ECロビーに設けられた「安全遺跡の蹊」(事故の履歴)等を見学し、記念撮影を撮り、社バスに乗り込んで以下の現場を見学しました。

  • 初めに統合計器室に立ち寄りました。1993年完成当時と比べると、十数年前に大型モニターが設置された程度の変化しか見られなかった。(顔なじみのオペレーターさんと談笑する会員の姿もありました)
  • 統合計器室を出て、コスモ石油との地下パイプライン(CPLP)立坑の横を通り、沖に見える京葉シーバスに着岸しているタンカーの姿を右手に見て、製品の5割を輸出しているレシートピア(輸入LPGのローディングアームは休止)の前を通り、マリン計器室、貨車出荷場を巡りアドミに戻るバスツアー(車窓からの見学)でした。
  • アドミに戻り製油所関係者にお礼の挨拶の後、社バスで製油所を後にして、最後に蓄電池システムを見学しました。

懇親会

見学会の後、五井グランドホテルに移動して、レストラン「カーニバル」にて13時半から15時までの1時間半の懇親会を開催しました。
カーニバルのメニューはブッフェスタイルでフリードリンク(アルコールはビールとハイボール)になっており、各々がドリンクを確保したころ合いで藤井会長がご挨拶され懇親会が開始されました。
今回の懇親会では余興は用意していませんでしたが、参加者同士のご歓談で親睦を深める機会となりました。
また、一部の方から「レストランスタッフの対応、料理が良かった」とのご感想を頂きました。

会長挨拶

3月の総会にて今年度のOB会の活動として、日帰り旅行かその他のイベントを考えたいと提案した際、製油所見学会を企画してはどうかという意見をいただきました。役員会としては今年度は旅行か見学会かのどちらかで検討することにしました。
結果てして、旅行は最近の物価高の影響で昨年までの8,000円の参加費では難しいことがわかり、今年度は製油所見学会とし、日帰り旅行は一時見合わせることにしました。参加費が高過ぎると旅行に参加される方も減ると思われますので、今後旅行をどうするかは会員の皆様の意見を確認して検討したいと考えます。

報告者: 本多
報告日:2026年11月6日

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